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キャリアシフトという考え方

キャリアシフトとキャリアチェンジ

将来を考えた時に、今のままで大丈夫だろうかと不安になることがあると思います。
また、今の仕事が面白くないから、もっと別の仕事をしてみたい、職種を変えたいと思うのではないでしょうか。

家族や自宅のローンを抱えていない、独身でれば、思い切ってキャリアチェンジを考えても良いでしょう。
しかしながら、家族がいる場合は行動に出るのは難しいです。
家族の理解が必要となり、反対をされるケースも多いです。

60歳で定年退職をして、その後悠々自適に老後生活を送るというのは一昔前の話。
60歳を過ぎても働かないと生活ができない人が多いです。

60歳以降の老後を考えると、定年考えずにできる仕事に就きたいと考えます。
会社員ではなく、自営業なら定年はありません。
そこで、例えば会社員を辞めて、コンビニ経営をしたいと突然キャリアチェンジしたとしましょう。

実際にはじめたものの、想像していたよりも大変で続かず辞めてしまうケースが多いそうです。
一度始めたら元に戻る事も難しいです。
生活が成り立たず、元の生活より厳しい生活になってしまう例も多数あります。

そこで考えたいのが、キャリアシフトです。
今の職種においても、今現在の仕事の視野を変え、もう少しできることはないでしょうか。
例えばデザイナー職であれば、製作者にこだわりを捨て、ディレクター職をやってみる等です。
今までの経験を軸に、別の手段で幅広い視野で仕事をみつけていくのです。

少しの工夫でキャリアシフトする

新たに始めたい事が見つかると、どうしても気持ちがそちらに向かいがちです。
突然仕事を辞め、新しいものに飛び込んで行くのはとても危険です。

今の仕事とは180度違う世界を目指していても、すぐに飛び込んで行く必要はあるでしょうか。

今の仕事と平行して、土日や夜間に副業レベルではじめてみるのも一つの手段です。
このやり方もキャリアチェンジではなく、キャリアシフトです。
少しの時間であっても、キャリアを積むことで、大きな力となっていきます。

準備期間と捉え、新しい業務の活動を少しづつ増やして行き、自然とキャリアへ繋がります。
定年退職後にキャリアチェンジをしたいと思っているのならば、定年前からキャリアシフトしていくのをおすすめ致します。
ゼロの状態から動くよりも、準備期間があったほうがスムーズに話が進みます。

少しずつ動くことで、自分に向いている、向いていないの判断もできます。
シフトの状態なら、引き返すのも進む事も可能です。
少し動いてみて、無理だとわかればやめれば良いだけの話です。
後戻りできない状態が一番危険です。
キャリアチェンジに固執せず、シフトチェンジしてみてはいかがでしょうか。