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ストレスに強い人と弱い人の違い

ストレスに強い人とは?

日本は長時間労働が問題となっており、常に仕事に追われておりストレスを抱えている人が非常に多いです。
国をあげて働き方改革を進めているものの、まだまだ改善には程遠いのが現状です。

帰宅後や休暇にうまくストレスを発散できれば良いのですが、サービス残業、休日出勤とストレスを解消する場さえない人も多いです。
強いストレスを抱えたまま仕事を続けて心の病気となり、休職、はたまた退職に追い込まれるケースもあります。
退職後もなかなか心のケアが難しく、なかなか社会復帰できない人もいます。

同じ仕事環境においても、ストレスに打ち勝っている人もみかけます。
この違いはどのようなことなのでしょうか。
仕事で失敗をしても、上司に怒られても打たれ強いタイプの方はどのような思考をしているのでしょうか。

幼少の頃からわんぱくで、親や先生に怒られ慣れているタイプですと、物事をなんでも受け流して気楽に捉え、前向きな思考になっているように見受けられます。
一方で、優等生で育ち、あまり怒られて来なかったタイプは、ちょっとの注意や指摘でも凹んでしまいがちです。
性格や育った環境も大いに左右します。

しかし、大人になってからもモノの感じ方や捉え方を視点を変えて、コントロールできるようになります。

合理的な思考に転換

例えばできなかった、怒られた事実を考えるのをやめて、評価された事実だけを考えると自然と気持ちが楽になります。
「どうせ」や「しょせん」といったマイナスな言葉をやめてみるのも1つの手です。
習慣化してみることで、少しづつポジティブ思考に変わって行くようになります。

とはいえ、無理にプラスだけばかり考えるのも危険な傾向です。
もしまた壁にぶつかった時、プラスに考えたのにやっぱり駄目だったと挫折するからです。

愚痴をこぼすのもストレス解消の一つです。
友人や同僚、信頼のできる先輩に話を聞いてもらい、意見を聞いてみる事も必要です。
そこで自分自身の思考が間違っていたと気づく場合もあります。

誰も相談する相手がいないのでしたら、頭の中で考えている内容をメモに書き出すと良いでしょう。
ブログやツイッターといったSNSを利用し、非公開設定でとにかく書き殴る事もおすすめです。
文字として感情が残されることにより、数日過ぎてから読み返す思考の変化に驚きもあります。

自分自身に向けて語りかけ、本当に今の思考は間違っていないのか、感情的になりすぎていないのか自問自答してみましょう。

完璧な人間など世の中にはいません。
失敗が成功に繋がる事例は沢山あります。
自分自身が思っているほど、人はあなたを責めていません。
人の評価を気にするのをやめることで、ストレスは軽減されていきます。