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「筋膜ほぐし」でしなやかな体を作ろう!

同じ姿勢を続けるのは危険

現代では身体を動かす仕事よりも、パソコンを使ったデスクワークに従事する人が増えています。
一見、デスクワークは椅子に座りっぱなしで楽に感じます。
しかし、同じ姿勢で長時間作業をするのは身体の部分部分に非常に負担がかかっています。

運動量も極端に減り、血行が悪くなり、体全体に血液が廻っていきません。
血液が巡っていかず身体がうっ血し、筋肉も動かさずにいると、どんどん身体が固くなっていきます。
身体の柔軟性が失っていき、関節の可動が悪くなります。
関節の可動が悪くなっていくと、ちょっとした動作で骨がずれやすくなってしまいます。

動かさなくなった身体により、肩こりや腰痛、肩が上がらなくなります。
更に身体だけでなく、パソコンのより眼精疲労にもなります。

更には身体を動かさなく、椅子に座りっぱなしの状態は腹部も圧迫します。
内蔵が動きにくく便秘にも繋がります。

ずっと同じ姿勢で椅子に座りっぱなしの状況は、知らずしらずのうちに身体に大きな負担をかけているのです。
一日中座りっぱなしでも、姿勢を良くしていれば大丈夫と思う人もいるでしょう。
その考えは間違っています。

姿勢を保つ筋肉は永遠と続きません。
30分も持たず、姿勢が曲がっていくのです。
同じ姿勢で立ち仕事をしている方も同じで、腰痛の原因になりやすいです。

筋膜ほぐしで痛みを軽減するセルフケア

座り仕事の人も、立ち仕事の人も、ずっと同じ姿勢を続けるのは、肩こり、腰痛の大きな原因の一つです。
筋肉が凝り固まった状態で筋トレをすると、余計悪化したり、ボディラインが崩れる事があります。
まずは筋膜ほぐしをして膠着状態を解消しましょう。

筋膜ほぐしの方法は、まずは腕周りから始めましょう。
肩こりが起きると、肩だけを揉んだり叩いたりしがちですが、腕のコリが原因だったりします。
まずはゆっくりと腕を回しましょう。
前回転、後ろ回転両方まわしていきます。

少し身体が暖かくなってきたら、肘を直角に曲げ、肩甲骨の間に引き寄せます。
引き寄せ、緩めるを繰り返します。
肩甲骨まわりの筋肉を柔らかくして、身体全体の血流が良くなります。

血流が良くなると必然的に肩こりが解消し、凝り固まった筋肉がほぐれ、自然に背筋が伸びるようになります。
固まって動かなくなった筋肉が伸びることで、正しい姿勢に矯正されます。

肩が痛すぎたり、腕が上がらないひとは、脇の下のくぼみを掴んでマッサージします。
さらに、そのまま脇を掴んだまま、腕を上下に動かします。
繰り返していくうちに身体が暖かくなっていき、動きづらかった関節も無理なく動くようになってきます。

激しい運動をしなくても、筋膜ほぐしをすることで、しなやかな身体を作れます。
仕事の休憩時間や寝る前、起きた後に、たった1分で良いので筋膜をほぐしていきましょう。